仮想環境構築によるグループウェア更改

豊鋼材工業様では、7年以上前からオンプレミスでグループウェア環境を構築・運用し、メールや掲示板等で活発な情報共有を行われていました。
しかしながら導入から長い年月が経過し、ハードウェア保守期限の問題、サーバーハードディスクの容量不足問題が深刻化するようになり、OSサポート切れ問題もクローズアップされるなか、新しいグループウェアシステムへの更改を検討することになりました。

お客様プロフィール

社名 豊鋼材工業株式会社
http://www.yutaka-steel.co.jp
業種 製造業
事業内容 鉄鋼及びその他金属の加工、販売
鉄鋼及びその他金属の二次加工、販売
規模 100~499

課題/目的

  1. ブラウザベースで利用可能なグループウェアである事
  2. 過去情報の参照が出来る事
  3. システム管理が容易になる事

解決策/効果

  1. 現行のグループウェアはブラウザベースの製品であったため、更改するグループウェア製品についてもブラウザベースの必要性がありました。
    メールや掲示板などの基本的な部分が使えることが前提として、将来的にはワークフロー運用のご希望もありました。
    現行グループウェアをバージョンアップするか、新しいグループウェア製品に切り替えるか検討を重ね、最終的には「サイボウズガルーン」への切り替えを選択されました。
  2. 新しいグループウェア製品に切り替えた場合でも、過去情報にの参照を行いたいとの要望がありました。
    旧サーバーを残すことで、過去情報の参照については対応可能でしたが、ハードウェア保守期限の問題もありましたので、VMware vSphere ESXiによる仮想環境を構築し、旧サーバーを仮想環境に移行(P2V)することで対応しました。
  3. 「サイボウズガルーン」サーバーについても仮想環境上で稼働させており、1台のサーバーで新旧システムを稼動させています。
    これにより、システムバックアップ等を含めたシステム管理機能が集約されましたので、管理運用面でも効率化が図れています。

導入HW/SW

  • IBM System x サーバー
  • バックアップ用NAS
  • VMware vSphere ESXi
  • iMail Server