Windows 7 のサポート終了期限まで残りわずか

Windows 7 の延長サポートが日本時間の2020年1月14日に終了となるが、 Windows 10 への移行は順調だろうか。サポートが終了すると、 OS のセキュリティの脆弱性が発見されても更新プログラムが配信されなくなり、有償サポートを含めた一切のサポートが受けられなくなる。全く動作しなくなるというわけではないが、そのままインターネットに接続して使用しているとウイルスの感染や情報漏洩のリスクが上昇するため、早い段階で移行するべきである。

とはいっても PC が多数ある場合、移行作業には多くの労力を要する。そういった場合は、コピー元となるマスタ PC を事前に作成し、その HD または SSD のディスク全体のイメージ( マスタイメージ )を複数の PC に対して丸ごとコピーすることで効率よく端末を大量展開することが可能だ。 OS やアプリのライセンスに注意が必要だが、共通の設定は一度設定するだけで済む。

接続機器のドライバやアプリケーションの互換性も確認しておかなければならない。接続機器のサポートが切れている場合は、ドライバーが手に入らないこともあるため、機器の買い替えも検討が必要になるし、業務アプリは動作検証をしておかなければ Windows 10 固有の製品不具合に該当していた場合に対応が必要になる。業務で多く利用されている Microsoft  Office に関しては、 Windows 10 ですべての機能がテストされ、サポートされていることが確認されている。
▼動作検証済 Office
Office 365
Office 2019
Office 2016
Office 2013
Office 2010

ただし、 Office 2007 よりも前のバージョンの Office はサポートが終了しており、 Windows 10 では動作しない可能性がある。仮に動作したとしても、何か不具合が発生した場合に必ずサポート対応しているバージョンでの再現性確認が必要となるため、こちらも早めのバージョンアップをお勧めする。

また Windows 7 と 10 では、スタートメニューやタスクバー等の変更点によってユーザーが操作に戸惑う可能性がある。シャットダウンや無線接続など、知っていれば簡単な操作でも迷ってしまうこともあるため、操作説明書を事前に作成・配布するなどしつつ、早めに使って慣れてもらった方が良い。

セキュリティ面においては、基本的に 64bit 環境となる Windows 10 ではデータ暗号化機能( Bit Locker )が搭載されている。これを使って暗号化しておけば、ハードディスク盗難被害があっても、中身を見るためにはパスワードが必要となるため、情報漏洩のリスクを下げられる。

以上のことから、移行について早めに準備すべきであり、円滑に対応できるよう移行計画をたてる事が重要である。当社では Windows 10 への移行代行サービスを提供しており、既に多くのお客様にも納品を行っている。移行にお困りの方がいれば是非当社にご一報いただきたい。

(ソリューション営業部システム1課  齋藤 潤)

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